彼岸花

　


仕事が休みなので実家へ行ってきました。

持って行った韓国映画「ダンサーの純情」を母とマッタリと見ながら、ゴロゴロしていました。


母「この子ずいぶん大人になったわね」

私「ウンソのときは子どもだったからね～。そういえば、子ども時代のシネ、意地悪なほうの子、亡くなったんだよ。知ってる？」

母「あら！若いのに･･･何で？」

私「脳腫瘍だって。可哀想にね･･･」


などと話していると、昼から仕事だから･･･と父が出かけていきました。

車で１５分くらいのところでの仕事だったようです。



父が出かけて４０分くらい経ったでしょうか･･･

さらに「ダンサーの純情」は続きます。割とクライマックスのいい場面･･･ではなかろうか･･･と思われるところへ差し掛かるところでした。

突然、私とソファでのんびり横になっていた飼い犬のフーちゃんが猛ダッシュで玄関のほうへ

私「誰か来たんじゃない」

母「おとなりのネコでしょ」

私「なんかドアが開いたみたいよ？」

母「ええ？そんなはず･･･」と言いながら、居間から顔をだして玄関を除く母。

すると･･･

母「あら。忘れ物？」

父「･････････明日だった。日にち間違えた。」

私「･････････････お父さん(-_-;)」

母「だったら、巾着田に行けたのにぃ！」

母はテレビで見た「巾着田」というところの「彼岸花」の群生を見に行きたかったらしい･･･

父「じゃ、今から行くか？」

母「ええ？遅くならない？」

父「大丈夫。大丈夫。」


ということで、一番いいところに差し掛かったと思われる「ダンサーの純情」は中断。急遽「巾着田」へ行くことになりました。

あとで、ゆっくり見直さなくちゃ「ダンサーの純情」･･･(-_-;)



ところで･･･

「大丈夫。大丈夫」と言った割りに、出発前にナビに行き先をいれるだけで、１０分以上費やしたと思われます。

イラつく母と私･･･そしてフーちゃんも（たぶんね。ハァハァ言ってたし）

さて、巾着田。

詳しいことは↓をどうぞ！

http://www.kinchakuda.com/

ここは、彼岸花の群生でとても有名なところのようです。

彼岸花･･･って「彼岸」ていう名前のせいかあまりいい印象がありません。

３６５日花占いによると、ウチの息子の誕生花は「彼岸花」だそうです


行ってみると、一面真っ赤でとてもきれいでした。



携帯で撮ったボケ写真です･･･機種変更したばかりで、慣れてなくって･･･と言い訳をしてみたり･･･

キレイでクリアな写真は↑のＨＰでご覧下さい。


これを書くために、ちょっと「彼岸花」について調べてみました。


彼岸花 （ひがんばな）（曼珠沙華（まんじゅしゃげ））(Cluster amaryllis)

・彼岸花（ひがんばな）科。
・学名 Lycoris radiata
　　　　Lycoris : ヒガンバナ属
　　　　radiata : 放射状の舌状花をもつ
Lycoris（リコリス）は、ギリシャ神話の海の女神「Lycoris」の名前から採ったもの。花がとても美しいことから。

・開花時期は、 ９／１５頃～ ９／ 末頃。

・原産地中国。

・ちょうど秋のお彼岸の頃に咲く。

・突然茎が伸びてきて鮮やかな色の花を咲かせ、数日で花が終わって茎だけになる。花が白い種類もある。（白花曼珠沙華（しろばなまんじゅしゃげ））。

・花のあとで葉が伸びてくるが、冬と春を越して夏近くなると全く消えてしまう（不思議♪）。
花と葉を同時に見ることはできない。葉のあるときには花はなく、花のときには葉がない。このことから韓国では「サンチョ（相思華）」と呼ぶ。「花は葉を思い、葉は花を思う」という意味から。

・根のところにはリコリンという毒があるが、この毒は水で何回もさらせばとれるので昔の人はこの根の部分からデンプンをとって飢饉の際の食料とした。

・田んぼのあぜ道や土手に多くみかけるが、これはノネズミがあぜ道や土手に穴を開けるのを彼岸花の毒性のある球根を植えることで防ぐ、という説と、彼岸花の根茎は強いため、田んぼのあぜ部分に植えてあぜの作りを強くするため、などの説がある。

・別名 「曼珠沙華」（まんじゅしゃげ）。”天上の花”という意味。おめでたい事が起こる兆しに、赤い花が天からふってくるという仏教の経典による。 「季節の花３００」様より。


ちょっと、「彼岸花」のイメージが変わりました。

花と葉を同時に見ることはできない。葉のあるときには花はなく、花のときには葉がない。このことから韓国では「サンチョ（相思華）」と呼ぶ。「花は葉を思い、葉は花を思う」という意味から。

なんだか、ちょっと切なくてロマンチックだと思いませんか？

それに･･･

別名 「曼珠沙華」（まんじゅしゃげ）。”天上の花”という意味。おめでたい事が起こる兆しに、赤い花が天からふってくるという仏教の経典による。

縁起が悪いどころか、めでたいじゃん！！よかったね！誕生花が「彼岸花」でも悲観することないじゃんウリアドゥル！

そういう私の誕生花は「バイモ」･･･よく知らない花だわ。

　「季節の花３００」様より
めっちゃ、地味･･･






白い彼岸花。真っ赤ななかにぽつんぽつんと咲いていた白い彼岸花。

とても清楚なかんじでした。

涼しくなってきたお彼岸後の一日、秋を感じられました。


近くには狭山の茶畑も点在していましたが･･･宝城の茶畑よりはだいぶ小規模で、夏香気分にはなれませんでした。

いいのさ･･･秋だから



さて、「ダンサーの純情」の続きを見なくちゃ